少し個性的なペインティングで、世界の名所旧跡、都市を描いた一連のイラストレーションで、カレンダー・旅行パンフ等に使用されたイラストです。
仕事としてのイラストは、納期厳守と極力オーダーに添える対応力と自身に戒めつつも、どうしても割り切れない部分を持った素数のような存在です。
長年生業としてゆくうちに、素数も同数と１の二通りで割り切れる事を知り、答えは　”１”と”同数”しかないのですが、”１”あることに面白さも実感でき、そんな中から、自身楽しめる技法を見つけることができました。
このペインティングが今一番気に入っているので、敬愛する『吉田博」の眼差しを御借りして、風景画を描いてみようと思っています。
尚タイトル語尾にスピンオフとあるものは、実際に使用されたイラストや割愛されたイラストを、私なりにテーマを別設定し再編集加筆して仕上げた作品です。クライアントの意図とは、全く関係ありません。